「ゴミ屋敷を業者に依頼しようかどうか悩んでいる」
「ゴミ屋敷を業者に依頼する基準について知りたい」
「知人の家がゴミ屋敷化してきている」
ゴミ屋敷の清掃を行うとき、自分で実施するかゴミ屋敷業者に任せるか悩む人は多いです。
自分で行えば金銭的な負担を減らすことができますが、手間や時間はかかります。
業者に依頼すればスピーディーかつ確実な作業が期待できますが、大きな出費となることも少なくありません。
業者に依頼すべきかどうかの判断基準を事前に知っておくことで、失敗しない選択となるようにしておきましょう。
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ゴミの量
まず、ゴミの量によって依頼すべきかどうか違ってきます。
足の踏み場がないだけでなく、何層にもゴミが積み重なっている場合は依頼することがおすすめです。
また足の踏み場がある場合、量が少ない場合は素人でも片づけられることがあります。
けれども、積み重なりが高くなれば高くなるほど、作業が難しいだけでなく積み重なった層が崩れるという危険性もあるでしょう。
ゴミの種類
ゴミの種類でも判断することが可能です。
すぐに捨てられるものばかり、危険性がないものばかりであれば自分たちでも片づけられます。
一方で、腐敗したり虫の発生に繋がったりするようなモノが多い場合は任せることを検討してください。
洋服や紙ゴミなどの処理しやすいものであれば問題ないですが、食べかけの食事を放置しているような場合は問題です。
ビンなどが散らばっている場合、破損してガラス片になっている恐れがあるのであれば専門家に任せたほうが良いと言えます。
ガラス以外でも怪我に繋がるようなモノが存在しているときには、安全性を優先して業者に任せるべきです。
水回りが使用できるかどうか
水回りが使用できるかどうかも重要な判断基準だと言えます。
清掃時に水回りが使用できないことは致命的な問題です。
汚れを拭き取るために水が出せない、手を洗うために水が出せないので、大変な思いをすることになります。
浴室や洗面所、キッチンのいずれかが使用できる状態であればどうにかなりますが、そうでない場合は業者にお願いしたほうが良いです。
住民や協力者にやる気があるかどうか
住民や協力者にやる気があるかどうかも重要だと言えます。
最初は片づけようという気持ちを持って取りかかるはずですが、片づけても片づけてもゴミが減らない状況にやる気が削がれるケースは少なくありません。
特に、住民のやる気が削がれた場合は厄介です。
片づけても良いと言ってくれていたはずなのに、こんなに面倒ならもう片づけなくて良いと止められてしまう恐れもあります。
実際に清掃した経験がなければどれほど大変かというレベルが分からないため、取りかかってから想像以上に大変だったからやめたくなることが多いです。
住民もしくは協力者のやる気を維持できる気がしない場合は、最初から業者に任せたほうが確実だと言えます。
早く問題を解決しなければならないとき
早く問題を解決しなければならないときにも依頼することがおすすめです。
ゴミの量や広さによって完了までの時間は異なりますが、自分たちで実施すると1日では終わらないことも多いと言えます。
朝から晩まで頑張ればどうにかなると考える人は少なくありませんが、数日から数週間にかけて実施するケースも多いです。
遠方でなかなか助けに来ることが難しいという場合、退去するために期限までに片づけなければならないという場合は業者の力を借りることを検討すべきだと言えます。
ひどい状態であったとしても、業者に依頼すれば1日以内、または数日中で片づけられることが多いです。
タイムリミットがある場合や長引かせたくない場合は、専門家に依頼すると良いでしょう。
サービスを探すときには、対応までにかかる日数と実際の作業にかかる目安を確認しておくと失敗を防ぐことができます。
現場を実際に見てもらった上で目安日数を出してもらうと、より確実な作業時間が分かるので手間がかかっても現場を見た上で目安や見積もりを出してもらいましょう。
ゴミをなくした後の処理が必要な場合
ゴミをなくした後の処理が必要な場合も依頼したほうが良いと言えます。
溢れているゴミを捨ててしまえばゴミ屋敷問題は解決すると考えているかもしれませんが、床が腐っていたり壁紙が汚れていたり、悪臭が取れなかったり虫の発生が続いたりするケースは多いです。
捨てるだけで完了するわけではないため、その後の処理まで任せられる場所に依頼することをおすすめします。
業者ごとに対応してくれる範囲は異なっているため、モノをなくした後の処理まで実施してくれることが明確に説明されているサービスを利用すると安心です。
拭き掃除だけでは解決できないことが多いので、特殊な清掃まで得意としているサービスで確実に行ってもらうことをおすすめします。
まとめ
ゴミ屋敷の清掃をどのように実施するか迷ったときには、こうした判断基準で決めてみると良いでしょう。
せっかく自分たちで清掃グッズなどを準備して取りかかったとしても、様々な事情から挫折してしまう恐れもあります。
ゴミの種類や量、広さや必要な処置などによって依頼すべきかどうか違ってくるので、状態や状況を冷静に分析した上で最適な方法が選べるようにしておくと良いでしょう。
最終更新日 2025年7月29日 by teighj