「DX(デジタルトランスフォーメーション)って何?」
「企業がDXを導入するメリットを知りたい」
「ブラニュー株式会社さんのDXに興味がある」
最近では働き方改革やデジタル技術の進展から、様々な事業を一元的なフローに構築していくことに因る業務効率化や情報統合といった大きな流れが出てきています。
これはDX(デジタルトランスフォーメーション)と呼ばれ、データとデジタル技術を活用してビジネスモデルそのものを変革するということなのです。
つまりあるシステムを新しく導入したり、システムそのものを修正するといった小さなことでは無くそのビジネスモデルそのものを丸ごとデジタル化するという内容になります。
参考サイト
BRANU株式会社(ブラニュー)は、建設業の業務効率を向上させるクラウド型ワークマネジメントツール「CAREECON」の開発を通じて、建設業界のDXを加速させるサービスを提供しています。
→ブラニュー株式会社の中途採用/求人/転職情報
https://www.teighji.net/kensetsudx.html
目次
企業がDXを導入するメリットをブラニューさんに聞く
これによって業務そのものや組織・プロセスを変えるだけでなく、企業の文化や風土そのものを改革し競争優位性を高めるという狙いがあるのです。
ただ丸ごと企業を改革するというとそれ相応の投資が発生し、企業の経営者からすれば思い切った改革になるため時間と労力は非常に高い場合があります。
一方で経営者側もDXをしていかないと、その先の事業成長に様々な障害が増えることになってしまうため待ったなしの課題と言っても良いでしょう。
特に多くの企業では老朽化したシステムを使い続けているという背景があり、これによる足かせが多いというのも事実です。
加えてこれらのIT技術に特化した人材が圧倒的に不足している点も、見過ごすことができません。
DXにまで運用を推進できる人材は世界的に少ない
特にDXにまで運用を推進できる人材は日本だけでなく、世界中で人材獲得競争に陥っており一千万クラスの年収でも採用できることが難しくなってい状況があります。
特に日本では低成長が続いていたため世界と比べると賃金格差が非常に高く、競争優位性が厳しい実態があることも事実です。
最先端の技術を学んだ人材はそれを生かしたいと考えるため、日本の大手企業やIT企業に勤めるくらいなら最先端のDX技術を提供している外資系の会社で働こうと思います。
報酬も仕事内容も満足できるなら、日本の企業を選ばないという人も増えてきているのが事実なのです。
このような状況から建設DXについても、大手企業を中心に導入や改革がすすめられています。
建築業界の仕組み
建築業界では上流工程の大手ディベロッパーと呼ばれる企画会社から建築を請け負う大手ゼネコン、それらの業務を請け負う中小の建築会社から職人に至るまで非常にすそ野が広いのが特徴です。
すそ野が広いゆえに、もし全ての工程をDXに置き換えることができれば世界に通用する競争優位性を獲得する可能性があります。
日本の建築基準法は他国と比べても非常に厳しい基準が課されているため、逆にその基準で建築された建物であればジャパンブランドの品質として受け入れられる可能性は十分に持っているのです。
しかしながら、これらの改革は一企業だけで進めることができるかというと法律の壁などもあるため事実上は難しいというケースがあります。
たとえば役所に提出する建築のための申請書ひとつとっても、いまだ申請用紙などの紙での提出がある者が散見されるからです。
GAFAがDXに関連する基板となるシステムを開発
世界と戦っていくためには官民一体で進めていくことが最も競争力を高めることは間違いなく、経営力だけでなく政治力も問われるといっても過言では無いでしょう。
ほかにもGAFAと呼ばれるアメリカの巨大IT企業がこれらDXに関連する基板となるシステムを開発しており、日本のIT企業は後れを取っているのも事実です。
これらの基盤となるシステムを開発するIT関連企業も非常に重要な役割を果たし、政府もデジタル庁を設立するなど進めてはいるものの実態としては力不足なのは否めません。
建築業界における人材不足の解消が期待できる
他方でメリットは、様々な分野で波及します。
たとえば建築業界における人材不足の解消が挙げられていて、様々な申請書類や手続きを自動化することで事務的な老職やコストを最小限にすることが可能です。
一元管理することに因って労働力の無駄を省いたり適材適所の配置が可能となったりする効果もあり、生産性の向上も期待できます。
加えて建築に必要な建材などの調達をデジタル化することで効率よく準備できれば、工事期間の短縮やプロセスを効率化することもできるのです。
そうするとこちらも生産性が高まるため、それに応じた競争優位性が高まるかもしれない可能性を秘めています。
その他付帯的な効果を上げるとすれば、地球温暖化の影響に伴う二酸化炭素の削減やSGDsなどをはじめとした持続的成長につながる貢献も可能になります。
建材を仕入れる場合も人権などに配慮した仕入れを行えれば、規制が厳しい欧米諸国にもサービスを提供できる可能性があります。
まとめ
二酸化炭素を削減する取り組みを建築に活かすことができれば、持続的な成長にも貢献できることが可能です。
もちろんそのためには建築業界という1業界にとどまることはできず、これらの技術を持ったメーカーや取りまとめを行う商社の力も借りる必要があります。
どれだけ様々な経済・政治の業界を巻き込めるかが、世界で戦っていけるための競争力を高められるかにかかってるということは事実なのです。
最終更新日 2025年7月29日 by teighj